渋沢栄一のふるさとから vol1

私と「渋沢栄一」(なんの関係もありませんが)

2024年からの新しい一万円札の顔となる「渋沢栄一」(以下、「栄一翁」と呼ばせていただきます)。2021年にはNHK大河ドラマも栄一翁を主人公とした「青天を衝け」を上映。以降、私が住む深谷市はメディアで取り上げられる回数も増え、一気に認知度が上がりました。これまでは栄一翁がどのような人物だったか、何をした人かを知る人はあまり多くはなかったのではないでしょうか。ましてや栄一翁と深谷市との関係など、ほとんどの人は知る機会がなかったと思います。

深谷市で生まれ育った私にとって栄一翁は身近な存在でした。一例をあげると、職場だった建物の一室には栄一翁が揮毫(きごう)した「士魂商才」(しこんしょうさい)の扁額が掛けられていました。いまやベストセラーにも名を連ねる栄一翁の著書「論語と算盤」の内容を一行に集約した言葉といえます。

また、少し遡りますが、昭和60年(1985年)4月1日に栄一翁の親族が、生家だった建物を「渋沢国際学園」として、広く海外からの留学生を受け入れる施設として一般に開放しました。同学校法人が解散する平成12年(2000年)までに、47か国679人の留学生を受け入れたそうです。
私は、この施設の一部で行われていた社会人向けの英会話教室に3年以上通っていました。講師はアメリカ人女性でした。集まってくる人たちも様々な社会に属していて、その講師が「This is thinking design school!」(ここは思考をデザインする教室だわ)というほど、英語の勉強を通じて、多種多様な考えを学ぶ場となりました。

深谷にある「渋沢栄一」関連施設等

ここで、現在深谷市内にある栄一翁に関連した施設をご案内しましょう。
中の家(なかんち):栄一翁の生家は現在「中の家(なかんち)」と呼ばれ、埼玉県指定旧跡として深谷市が管理運営を行っています。ここには和装で座る栄一翁のアンドロイドがいます。


現在は耐震補強工事中です。今朝(2022.8.30)の読売新聞埼玉版によれば、工事費用の一部を賄うためクラウドファンディングを行っているそうです。詳しくは下に書かれた「渋沢栄一記念館」におたずねいただくのがよいようです。

渋沢栄一記念館:栄一翁に関する様々な写真や資料が展示されています。また、ここには洋装の栄一翁のアンドロイドがいて、「論語と算盤」について講義をしています。私も講義を聴かせていただきました。楽しかったです。

 

誠之堂・清風亭:国指定重要文化財となっています。もともとは東京都世田谷区にあった第一銀行の保養施設を深谷市起会地内に移築したものです。日本の近代建築史上、大正時代を代表する建物として高い評価を受けているそうです。様々な事情で取り壊される予定だったものを深谷市が平成11年に復元し建築したものです。

その他、関連施設を紹介した地図を「渋沢栄一記念館」の地図をお借りしてここに紹介いたします。

渋沢栄一と茶の湯

さて、私が書きたいのは、栄一翁と茶の湯の関係です。現在のところ、栄一翁と茶の湯の関りを知る手掛かりは多くありません。次回以降、少しずつ資料を確認し、自らの足で可能な限りのことを調べて綴っていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です